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teraのおとぼけ日記

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2008年 03月 10日

「快刀ホン・ギルドン」20話

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あまりに辛い涙です!

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イノクは正気を取り戻して、ギルドンを刺したことに気づいて衝撃を受けます。
ギルドンはイノクを安心させようと 「大丈夫だ...」と言います。
でも、イノクは 「大丈夫ではない...」とべそをかいてますます後に退いてから
そのまま気を失います。
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イノクにとってのハラボジのホ老人が亡くなって、本当のイノクのハラボジが生きていることを
知らされ、また、自分はホ・イノクではなく、リュ・イノクだということで、混乱しているイノクです。
ギルドンのところに帰ることが出来ないことを分かっていても、ゆっくりと熱心に
考えて見ると言います。
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クァンフィはギルドンを捉えるために村民に、「飢えて死にしたくなければギルドンを
捉えてきなさい」というとんでもない命令を下した。
村民たちはその間活貧党がしてくれた義賊活動は全く忘れたまま、ギルドンを捉えようと
しながら、ツルハシを持ってギルドンを攻撃した。
ヘミョン僧侶の機知でかろうじて現場をまぬがれたギルドンは「活貧党とは何か、
誰も望まないのに私一人出るのかも分からない」と悲観しながらヘミョン僧侶の前で暴れた。
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一方クァンフィは「活貧党と内通する者は皆活貧党」としながらついに馬川山麓の村に
火を付けろと命じた。
ギルドンは'目には目,歯には歯'の心情で馬川山を徹底的に封じ込めて、王の貢物道を
遮断して収集した貢物を、また民らに分けてあげて,むしろより大きい称賛を
受けるようになった。
クァンフィの前に民らと共に現れたギルドンは火を消さないで、むしろ対抗するとして
脅しをかけた。
ギルドンは「住民皆が死にそうだという覚悟で待っている。私たちはより大きい応戦で
対抗すること」と話して、クァンフィを威嚇した。
結局クァンフィは火を消すことを命じた。
ホン判書は、クァンフィが馬川山麓の村に火をつけることを止めるために
わざわざ、やってきます。
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「私たちはもうずっと活貧党とホン・ギルドンと一緒に争います」と言う民たち。
こんな民たちを眺めるギルドンと、ギルドンを隠れて眺めるイノク、そしてそんな
イノクをいつも後からながめるチャンフィの姿があった。
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スグンがイノクを見たという話を聞いて、ギルドンはイノクを探し回ります。
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ギルドンに対する尊敬心を自ら確認したイノクは、チャンフィに 「理性を失った日ギルドンが阻んでくれた」と、「また人として生きる」ときっぱりと言った。
イノクはチャンフィに 「火をつける王を阻むギルドンを見る感じがした。
やっぱりギルドンと一緒に行きたい」と言いながらもこれ以上ギルドンのそばにありえない
現実を直視して 「もう、ホ・イノクで一緒にすることが出来ないからリュ・イノクになって公子の
そばにあるのに、ギルドンと一緒に行きます」と決然と念を押した。
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自分の命を出そうとする決心を実行する前に、ギルドンに会いに山砦に来たホン判書は
「私がいる世の中で国法は天倫でも変えることが出来ない。だからお前は私の息子ではない。王が私の命を担保にお前を呼び入れようとしても出るな。
しかし、お前の変えた世の中が来れば息子に私の墓に捜すことは承諾する」と
「お前はお前が守る王を最後まで見守りなさい」と言う言葉を残した。
自分の王を最後まで見守ることが出来なかった自らに対する後悔でもあった。
言葉では自分の息子ではないと言いながらも、新しい世の中を作ってくれるのは
ギルドンだと信じているのですね。
ホン判書は、息子のギルドンのためにも、死を選んだのではないでしょうか。
庶子や、権力のために公には表せなかった父性愛が、胸に迫ってきて涙が溢れてきます。
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翌日ホン判書は、すべての罪を自分が抱いて行くとクァンフィと向い合った席で
「これが王を守るための終わりの忠心だ。死をもって王を守って楽にするでしょう。
終わりまで見守りなさいという命に従うことが出来なかった不忠を許すな。
その日王がした残忍な火遊びを阻んだギルドンと民衆の力を見た。
あなたは彼らに歯が立たないこと」と言いながら憐愍一杯な目で王を眺めた。
クァンフィの回想で、ホン判書に「私は出身の卑しいことで私を無視して見下す
彼らに見られるためにでも良い王になることだね。
君主の私が卑しさを打ち破って立上がった時、国民らもそんなに出来ないか」と話した。
これにホン判書は彼に忠誠を誓った。
クァンフィの若いときの聡明な顔と、今の狂気じみた表情とは別人のようです。
クァンフィもホン判書も、国民のためによい世の中を作るために頑張ったはずなのに...。
ホン判書も、王への忠誠のために数々の悪事を働いていったのでしょう。
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ホン判書は、毒薬を飲んで、最後にギルドンを捜しています。
ギルドンは、父親の死ぬ姿を涙をいっぱいためて静かに見つめます。
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イノクもまた、遠くからギルドンを見つめます。
言葉がなくても、深いギルドンの悲しみが伝わってきます。
ジファン氏の涙の演技、素晴しかった!
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イノクは泣きながら 「私はあなたにごめんなさいと出来ない。泣かないでねとも
出来ない...私はリュ・イノクだから」と言います。
そして 「もう本当に近くで見られない。それでも遠くから見守っています。
なぜなら 私はあなたがずっと見たいから」
そしてギルドンの胸に手をあげて 「そばでなぐさめることは出来ないが
安否が分かりたいの。いつも無事にいなければならない」と言うイノク。
やっと堪えて涙を流すギルドンは自分の胸に乗せたイノクの手を握ります。
しかし、すぐに手を抜いて先に後ろ向きになるイノクを抱きしめます。
イノクを後から抱いて涙を止めどもなく流すギルドンの姿は、一言も話さなくても
ギルドンのイノクへの切なくて、愛おしい思いが伝ってきます。
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チャンフィはギルドンを呼ぶイノクに 「ギルドンによってそんなに痛くてけがをしても
お前は結局そいつなのか」と 「是非一度だけ、一度だけ見てくれ」と言いながら
哀願しながら眠っているイノクにキスをします。
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ギルドンはホ・イノクが刺繍してくれた巾着を焼いてホ・イノクを胸の中に埋めて
別れをつげます。

ギルドンの父が山砦に会いに来たシーンからラストまで、ずっと何とも言われない悲しみで
涙が溢れて止まりませんでした。
ホン判書とクァンフィ、ホン判書とギルドン、ギルドンとイノク、チャンフィとイノク
それぞれの関係が、思うように行かない運命の中で苦しみます。
これから残り4話の中で、ギルドンとイノクの関係は、1話のオープニングのように
同志として戦っていくのでしょうか?
ぜひ、ギルドンとイノクのカップル、二人が大好きで、ずっと応援してきたので
ラストは、素敵な関係になって欲しいですね。
ギルドンの父を演じたキル・ヨンウ氏、素晴しい演技でした。
また、クァンフィを演じているチョ・ヒボン氏、あの狂気じみた演技、涙の演技、素晴しくて
悪役なのに嵌って観ています。
まだまだ、ギルドンとの絡みもありそうなので、とても楽しみです。

by majintera2424 | 2008-03-10 19:52 | ホン・ギルドン


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