カテゴリ:私たちの生涯最高の瞬間( 1 )


2008年 11月 25日

「私たちの生涯最高の瞬間」観ました!

c0104506_2125330.jpg

先日の青龍映画祭で、最優秀作品賞受賞を頂いた「私たちの生涯最高の瞬間」
あっという間の2時間4分、見ごたえのある、自然に涙が溢れてくる映画でした。
詳しい内容を見ぬまま、ただ作品賞を取ったという理由で、久しぶりに韓国映画を
レンタルして観ました。

解説
2004年のアテネオリンピックで世界最強のデンマークと決勝を戦い、延長戦、再延長戦の末銀メダルを手にした韓国女子ハンドボールチームの選手たちの勇姿を描いた感動作。
ムン・ソリをはじめ主演俳優たちが、実際に過酷なトレーニングを受け撮影に臨んだという本格的なプレーは見どころだ。
あらすじ
オリンピック2連覇の主役である、最高のハンドボール選手ミスク(ムン・ソリ)。
しかし、全身をかけて突っ走ってきた所属チームが解散し、彼女は人生の全てだった
ハンドボールを捨て、生活費のために仕事を始める。
このとき日本のプロチームの監督として活躍していたヘギョン(キム・ジョンウン)は
危機に陥った韓国国家代表チームの監督代行として帰国をする。
チームの戦力を補うためヘギョンは、長い間チームメイトでありライバルでもあったミスクを
はじめ、過去の栄光を再現すべく、ベテラン選手らを呼び込んだ・・・。
c0104506_22232823.jpg

ヘギョンは序盤から強力な訓練で戦力強化に努めるが、ベテラン選手と新人選手の間に
不和が生じて、女性の監督のせいだと言われ、監督代行を解任される。
へギョンの後任として、世界的なスタープレーヤーアン・スンピル(オム・テウン)を
新任監督に任命する。
何より自尊心が重要だったヘギョンだが、ミスクに引き止められ日本に帰ることも
できない状況で、監督ではなく選手としてチームに復帰して名誉回復を目指す。
c0104506_21155388.jpg

スンピルは選手たちを配慮しない科学的なプログラムと、ヨーロッパ式訓練方式を無理に
導入して、韓国型ハンドボールが身体に染み付いているベテラン選手たちと葛藤を誘発し、
むしろ代表チームの戦力まで低下させる。
へギョンが監督スンピルに「まず、選手一人一人を信じることが大事だ」と言います。
監督、ベテラン、新人選手が、オリンピックで最高に輝くために、ようやく一つに
なって、アテネへと向かっていきます。
c0104506_2250982.jpg


最初、女子ハンドボールのオリンピック物語だと聞いていたので、スポーツ根性もので
感動ものかと思っていました。
でも、試合のシーンはあまりなく、それぞれの選手達、とくにベテランのアジュマの
3人が葛藤しながら、生涯最後の夢に向かって挑戦していく姿が、淡々と描かれていて
じわ~っと心に沁みて来るそんな映画でした。
イム・スンレ監督は
「スポーツ映画と言うよりはスポーツを素材にしたヒューマンドラマです。
選手一人ひとりの生き様がとても大事な素材だと考えました。
もし、当時の代表チームが金メダルを取ったとしてたら、この映画は企画されて
いなかったでしょう。銀メダルを取るのに最善を尽くして闘った選手と監督に、
改めて感謝と尊敬の念を抱いています。そして、その方達の闘魂に負けないぐらい、
俳優らが本当によく頑張ってくれました」と所感を述べた。(記者試写会)
イム・スンレ監督は、女性の監督さんなので、二人のミスク(ムン・ソリ)と
ヘギョン(キム・ジョンウン)の生き方を女性の目線から捕らえていて、すごく共感できる
ものを感じました。
ラストは、アテネオリンピック最終戦の死闘の再現でしたが、勝敗が金なのか銀なのか
事前に知らなかったので、点を取れば「やった!」と叫びながら、勝負の行方を
夢中で観ておりました。
映像は、本当の試合とは比べ物にはならないと思いますが、女優として第一線で
活躍しているムン・ソリさん、キム・ジョンウンさん、キム・ジヨンさんがハンドボールの選手
としてあそこまでやるには、すごい特訓をしたんだろう…女優はすごい!と
感心してしまいます。
ムン・ソリさんは、「オアシス」で重度脳性マヒ障害者であるハン・コンジュ役を見事に
演じていて、すごい俳優がいると強烈に印象に残っています。
超一流の選手のミスクは、夫の借金でいつも生活が苦しい中でも、ハンドボールに夢を託す
一児の母親役を、見事に演じていました。
キム・ジョンウンさんも、いつものコミカルな明るい演技でなく、化粧っけなしで笑いのない
真剣で、重みのある演技、また素敵でした。
チリチリパーマのソン・ジョンナン( キム・ジヨン )は、青龍映画祭で助演女優賞を
もらいました。
いつも元気で、ムードメーカーで、ガン飛ばして、存在感がありましたね。
監督のスンピルを演じたオム・テウン氏、いつもながら演技がお上手です。
監督になり切った自然な演技、お見事です。
久しぶりに、韓国映画を観て、新たな感動をもらって、また映画も観ていきたいなぁ~と
思わせてくれた「私たちの生涯最高の瞬間」でした。
[PR]

by majintera2424 | 2008-11-25 00:23 | 私たちの生涯最高の瞬間