カテゴリ:太陽の女( 1 )


2008年 11月 10日

「太陽の女」観終わりました!

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キム作家「この作品は、お互いに加害者であり被害者である、血の繋がらない
姉妹の物語。
彼女たちの愛と欲望、復讐と懺悔、そして彼女たちを愛する2人の男性を通じて
人間愛を見せていきたい」

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シン・ドヨン (俳優:キム・ジス)
韓国一の人気アナウンサー。
最高の学歴、良い家、美貌、才能、可愛らしい性格まですべてを手にした女。
常に華やかに輝いて見えるが、心に孤独を抱えている。
彼女には誰にも言えない過去があった。
誰にでも優しい一方、恐ろしい一面がある。


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ユン・サウォル (俳優イ・ハナ)
デパート高級ブランド館のVIPコーナーのパーソナルショッパー。
原始林の動感を持った女。明るくて肯定的で強い。
地方の孤児院で育った。
心に決めたことは必ず通す。
地方の孤児院で20年間育ったが、幼い頃の記憶がなく、両親と姉が
いたことをかすかに覚えている。
いつか必ず会うと信じて一生懸命生きている。


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キム・ジュンセ (俳優:ハン・ジェソク)
国内最高のM&A専門家。
アメリカ名門大出身。シン・ドヨンの恋人。
優しくてまっすぐな男。ジェントルでマナーがあり女心がわかる。
粹な男。
自分にも他人にも厳格。理性的で時に冷酷な面を見せる。


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チャ・ドンウ (俳優:チョン・ギョウン)
英語名はポール。タフで熱い男。香港テコンドーの師範。
無茶で無情なように見えるが熱い心臓を持った男。愛のために自分を犠牲にすることができる。
母親を亡くした父親が再婚をするために捨てた息子。
孤児院ではユン・サウォルと仲良しだった。サウォルを愛した。
香港で偶然ドヨンと出会い、音信不通のサウォルを捜してくれと頼む。


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チェ・ジョンヒ役(俳優チョン・エリ)
ドヨンの母親。美大の彫刻科教授。品があり知的だが、冷たく本心を見せない。
ドヨンを養女に迎えるが、ジョンヒに子供が出来て、実の子であるジョンだけを深く愛した。


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ホン・ウンソプ役(俳優カン・ジソプ)
シン・ドヨンと同じ孤児院出身。暴力前科2犯。卑劣な男。
教授の家に、自分が養子に入ると思っていたが、シン・ドヨンが養女に入ったことで彼女に敵対心を抱くようになる。



家柄も、学歴も容姿も申し分なく、有能なM&A専門家のファンセもいる人気アナウンサーのドヨン。
努力家で、仕事仲間からも愛されて、全てが順調にいっているように見えた。
しかし彼女には、誰にもいえない過去があったのである。
ドヨンは実は孤児院で育ちで、子供の恵まれないジョンヒの家に引き取れて養女に
なったのだが、まもなく子供が出来て、ドヨンは一気に養母の愛情を失うことになる。
妹のジヨンも、ドヨンが養母から嫌われている事を知っていて、何かと「いいつけてやる」と
言って意地悪をした。
そんなある日、ドヨンにせがまれて外出、ドヨンは魔がさしたのか、ジヨンを人ごみの多い
ソウル駅にジヨンを置き去りにしてしまう。
置き去りにしてバスに乗ったドヨンだが、すぐ後悔をしてソウル駅に戻るのだが、そこには
もう、ジヨンはいなかった。
それからジヨンは、行方不明になってしまい、ドヨンは20年間罪悪感に苦しんでいる。
一方、迷子になったジヨンは、幼い時の記憶をなくしたまま、ユン・サウォルとして
孤児院で、明るく、けなげに生きていた。
そして、20年ぶりにユン・サウォル=ジヨンと、偶然に再会してしまうドヨン。
腰に火傷の跡があったジヨンに、ジヨンだという証拠を消すために手術を勧めたり
平然とポーカーフェイスで嘘をつく、恐ろしいまでのドヨン。
しかし、記憶を取り戻していくジヨンの復讐のドラマの始まりが...。
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「太陽の女」が面白いとネットで聞いていたので録画をしていたのですが
観始めたら途中から、続きが観たくなる終わり方で、溜まっていた録画分はあっという間に
観て、昨日、19話、最終話と観ることができました。
途中、ジヨンがジョンヒが母親だと気づきますが、会うことが出来ずにいる姿を見て
ドヨンに対して復讐をしなさいとジヨンに言っている自分がいました。
そして、ジヨンがどんなやり方で復讐をするのか、すごく興味がありました。
それは、ドヨンにとって恐ろしいソウル駅での過去を、ドヨンの仲間の作家にシナリオを
書いてもらい、ジヨンがその妹役を演じてドヨンに見せることでした。
ありきたりの復讐でなく、こんなシナリオもあるのだと感心し、納得しました。
ラストの方では、もっと恐ろしいことまでジヨンはしてしまいます。
今まで、18話までを観て泣く事はなかったのですが、19話~20話は自然と涙が
溢れてきて、あの強気なドヨンがあまりに哀れに思えてしまいました。
詳しいネタバレはしませんが、安住であるはずの家も、人気アナウンサーという地位も
職業も奪われてしまったドヨン。
義母からは、愛情を注がれないまま30年間、愛されることの知らなかった孤独のドヨン。
常に、華やかに、幸せそうに演じてきたドヨンが、実は弱くて、孤独で、罪悪感に悩まされ
心のよりどころのないまま、生きてきたことがあらわにされます。
会長から、過去に犯した罪を告白され、許してくれと願われます。
しかし、人生を狂わされた会長を一生許すことは出来ないと言うドヨンだが
自分もまたジヨンに犯した罪の大きさを思い、許されることがないだろうと思います。
本当の父が、どんなにドヨンを愛しているかを知って涙するドヨン。
そんな彼女をそっと暖かく包み込むのがジヨンの友達のドンウ。
孤児院育ちで辛くて寂しいドヨンの気持ちを誰よりも分かり、また誰よりもドヨンの
辛い秘密を知って、色々と心の支えになります。
ドンウの前だけは、素直なドヨンに戻って、本当の愛情というものを知ります。
人間はそんなに強いものではない。
悪魔が心の隙間にそっと忍び寄って来て、人は罪を犯してしまう。
しかし、その罪を告白し、許しを請うことは難しいことだが、しなければならないのだと思う。
そして、罪を犯した人が「謝った」なら、「許し」を与えなくてはと思う…難しいことでも。
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このドラマを支えた俳優たちの熱演が、より面白いドラマに仕上げてくれたと思います。
特にドヨン役のキム・ジスさんとジヨン役のイ・ハナさん、それぞれの複雑な心の動きを
繊細な演技で、消化してくれました。
アナウンサーとしての、ラジオのDJでの朗読するあのお声が素敵で、柔らかくて
毎回聴き入ってしまいました。
イ・ハナさんの前半の孤児院出身でも、明るく、たくましく、自由奔放に生きてきて
後半、姉への復讐に燃える激しい、恐いくらいの演技は、圧巻でした。
2人の強い女性キャラで、少し存在が薄かったハン・ジェソク氏、チョン・ギョウン氏の演技も
優しくて、紳士的で格好いいジュンセ役と、ドヨンを心から愛し、男らしさのドンウ役を
見事に演じてくれました。
また、傲慢で、冷淡なところのある義母の役を、チョン・エリさんが、存在感ある演技で
二人の姉妹に、緊張感を与えました。
また、ただ1人、本当の悪のウンソプ役を、カン・ジソプ氏が演じて、物語を
面白くさせてくれました。
「塩人形」でのあの優しい子持の医者とは大違いで、これから楽しみな俳優です。
ラストのネタバレはしませんが、上の写真を見て想像してください。
まだ、観ていなかったら、ぜひご覧になることをお勧めします。
久しぶりにレビューを書きたくなる、脚本、俳優、演出に優れた作品「太陽の女」
いつの間にか嵌ってしまい抜けられなくなったドラマでした。
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by majintera2424 | 2008-11-10 13:04 | 太陽の女